河合塾グループ 河合塾

北の海

井上靖

『しろばんば』、『夏草冬濤』、『北の海』が井上靖の自伝小説の三部作です。青春期の『北の海』を挙げました。部活に熱中する若者には、共感することが多いのではないでしょうか。のびのびとした文章には魅了されます。三部作、すべて読んでみてください。大人になると、これを読み返すという楽しみがあり、二度おいしいのではないかと思います。 (新潮文庫)

この本に興味を持ったらこの学問へ
日本文学
古事記からラノベまで

同じ分野のおススメ本

こちらもおススメ

ひとりずもう

さくらももこ

青春時代、誰しも進路の選択に悩むものです。なぜさくらさんが漫画家を目指したのか、その考え方や心情に接してもらえればと思います。文章版もあるのですが、漫画家さんで...

日本論の視座　列島の社会と国家

網野善彦

当たり前を疑うということが、学問の醍醐味の一つです。それを日本史分野で味わうことができる一冊です。網野先生の著書はたくさんあります。啓蒙書の類であれば、この本以...

忍者の歴史

山田雄司

忍者という研究テーマは、今まで本格的な研究分野として扱われてはいませんでした。「研究書のようなもの」があったとしても、史料的な検討を経ていなかったり、史料が発掘...
河合塾グループサイトのご案内