材料系の本

色素増感太陽電池を作ろう 手作り太陽電池のすべて

若狭信次

カラフルな色素増感太陽電池に用いられている材料、電池の仕組み、作製方法を実際に体験できる本。植物や食品などから抽出できる有機色素は、日光を吸収し電子を放出する。それを使って簡単な太陽電池を作ってみよう。 (パワー社)



化学がつくる驚異の機能材料 カメレオン色素から超臨界流体まで

東京都立大学工業化学科分子応用科学研究会:編

分子応用科学、あるいは表面界面物性研究という観点から、世の中にある様々な物質の不思議について紹介している。特に2章の、界面活性剤(石けん)、様々な色を持つアルミ建材、触媒反応につながる固体表面での吸着現象等、固体表面の不思議についての解説が面白い。 (ブルーバックス)



図解雑学 金属の科学

徳田昌則、山田勝利、片桐望

わたしたちの身の回りには様々な金属と二種類以上の金属を組み合わせた合金が使用さており、金属はわたしたちの生活には欠かせない。これらの金属を鉱石や使用済みの製品から取り出すのが製錬だ。その製錬の方法は、密度、蒸気圧、酸化・還元、熱、平衡定数など金属の性質を理解したうえで、金属同士の性質の違いを利用して目的の金属と不要な金属を分け、目的金属の純度を高めるというものだ。このようなプロセスとともに、身近にある金属の特性を図解してわかりやすく解説してくれる。 (ナツメ社)



ヤモリの指から不思議なテープ

松田素子、江口絵理、石田秀輝、西澤真樹子

生物模倣工学(バイオミメティクス)について、豊富な具体例が掲載。「ハスすごい!…まさかの超撥水」「蚊すごい!…痛くない注射針」「カタツムリすごい!…汚れないタイル」など。複合材料・表界面工学の学問領域に関係する事例も。それらの多数の例をどのように帰納して一般論として理解に役立てるか、読んで試してみてほしい。 (アリス館)



ゼロからトースターを作ってみた結果

トーマス・トウェイツ

原材料から全て作ることは可能なのか。鉱山で手に入れた鉄鉱石と銅から鉄と銅線を作り、じゃがいものでんぷんからプラスチックを作る。集めた部品を組み立てる。大学院生であった著者が修了制作で、量販店で売っているような単なるトースターを作ってみた、といった単純な話だが、現在の消費社会の矛盾を浮き彫りにしている。視点をちょっとずらすことで常識の裏側の矛盾が見えてくる。 (村井理子:訳/新潮文庫)



構造、状態、磁性、資源からわかる 金属の科学

徳田昌則:総監修

金属の基礎はもちろんのこと、金属の変形と組織制御、構造材料と強度材料、エレクトロニクス材料、金属表面化学、いろいろな金属元素、身近な金属、金属の社会学などについて解説している。著者は各分野の専門家であり、分かりやすい文章と豊富なイラスト・図解で紹介している。 (岡本篤樹、片桐望、津田哲明:著/ナツメ社)



すごい!磁石

宝野和博、本丸諒

現代生活そして科学の発展に欠かせないものの一つである磁石を、その発展と活用、磁石の不思議をわかりやすく解説する。物理の知識は高校レベルで読み進めることができる。磁石について知っている事象の「なぜ」を知ることができる。 (日本実業出版社)



金属材料の最前線 近未来を拓くキー・テクノロジー

東北大学金属材料研究所:編

日々進化する金属材料の研究。新材料の開発は、人々の生活を激変させる力すら持っている。世界的に金属材料研究の先端を行く東北大学金属材料研究所により、新材料の開発に関する話がわかりやすくまとめられている。 (ブルーバックス)



すごい! 磁石

宝野和博、本丸諒

磁性材料研究の第一人者・宝野和博先生がサイエンスライターとともに執筆。磁石の歴史、基本、作り方、利用に加えて、エアコン、ハードディスク、ハイブリッド車などの永久磁石として世界最強と言われるネオジム磁石づくり、実験室見学まで磁石に関することが対話形式で簡潔に記されている。 (日本実業出版社)



マテリアル革命

ニュートン別冊

新しい働き(機能)を持った材料(マテリアル)の、研究の最前線がわかりやすく解説されている。社会を変えた画期的な材料として光触媒や新電池材料を、さらに今後変革をもたらす新素材の数々や、それらの若手研究者を紹介している。 (ニュートンプレス)


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