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生き物って、いのちを守るって

ロレンツォのオイル／命の詩

副腎白質ジストロフィーという難病の子供を救うべく、両親が賢明に研究を行う。そして特定のオイル（エルカ酸とオレイン酸からなるもの）を用いた食事療法により、症状の回...

レナードの朝

医師が一人の神経疾患の患者に対して、根気強く試行錯誤しながら関わりを継続する。このことで、患者の人生に大きな変化をもたらすことができ、また自分自身の考えも変化し...

涼しい脳味噌

養老孟司

解剖学者としてあまりにも世に有名な著者が、幅広い知識と繊細な学問思考で、鋭くそして軽やかに社会と科学を語る。「ゴキブリ殺しの文化論」「手塚治虫の生命観」といった...

精神と物質　分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか

立花隆、利根川進

私たちの体に病原体など異物（抗原）が入ると、抗体という分子が抗原に結合して排除する。「この抗体となる分子をつくる遺伝子が胎児の段階から成長するにしたがってダイナ...

新版　がん細胞の誕生　人は何故がんになるのか

黒木登志夫

がんとはどのような病気なのか、また正常な細胞ががん細胞になってしまう原因やメカニズムについて、高校生でもわかるように簡潔に書かれているが、世界の研究動向を踏まえ...

生物進化を考える

木村資生

生物進化論について、ダーウィンから中立論までの流れを詳しく解説する。著者は、革命的な「分子進化の中立説」を提唱した生物学者。生命現象を理解するために、数学を含め...

細胞の社会　生命秩序の基本をさぐる

岡田節人

バイオテクノロジーという科学用語が生み出されもてはやされた頃、生きものの謎はどこまで解けたかということに迫った本。著者は京大時代、分子生物学の名物教授だった人。...

脳の可塑性と記憶

塚原仲晃

人間の記憶はいったい脳のどこに保存され、それを瞬時に思い出すことのできる仕組みはどのようなものなのか。それらが明らかにされる過程から、神経科学という学問の面白さ...

神々自身

アイザック・アシモフ

50年前に出版されたSFの古典で、不朽の名作です。原子の構成単位を「性」に結びつけたアイデアに、「なぜ『性』は雄と雌だけなのか」という問いを長らく持つことになり...

タンパク質　生命を担うこの身近で不思議な物質

蛋白質研究奨励会：編

生命科学分野で特にタンパク質の機能が分かりやすく記載されており、酵素、ホルモン、エネルギー、毒、免疫そして栄養について理解することが出来る本。生体内での働き手で...

ガン回廊の朝

柳田邦男

国立がんセンター（現・国立がん研究センター）は、がんによる死亡率が戦後急上昇したのを受け、1962年に設立された。がんの制圧がまだ難しかった当時、汗を垂らして病...

微生物の狩人

ポール・ド・クライフ

17世紀、はじめて顕微鏡を使って微生物を観察し、「微生物学の父」と言われるオランダ人レーウェンフックをはじめとして、パストゥール、コッホなど13人の細菌学者の人...

腸内細菌の話

光岡知足

著者は微生物学者。腸内フローラの研究で「腸内細菌学」という新しい学問を世界に先駆けて樹立したパイオニアだ。腸内フローラとは、腸内に棲む多種多様な細菌のことで、数...

進化とは何か

今西錦司

1976年に書かれてから、長く読まれ続けてきた本書。正統派とも言えるダーウィンの進化論に対し、独自の進化論を展開し解説する。もちろん生物学的な知識は必要だが、細...

人間はどこまで動物か　新しい人間像のために

アドルフ・ポルトマン

人間を、誕生から発達、成長などの観点でサルなど他の動物と比較しながら論じた古典的な名著。古い本なので、最近の霊長類学の知見などは入っていないが、それでも読む価値...
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