労働に関する法律のスペシャリスト
企業は、資金や商品だけでなく働く従業員がいてはじめて成り立ちます。社会保険労務士とは、労働や社会保険に関する法律の専門家として、企業の財産である従業員が健全に働くことができ、その結果として会社の業績が向上するように、企業や従業員をサポートする仕事です。
具体的には、社会保険に関する書類を作成して関係省庁に提出したり、労働時間や人材育成、賃金などに関する規則作成の相談にのったりします。また、企業と労働者の間に紛争が起こったときには紛争解決に務め、裁判になったときに裁判所で意見を述べることもあります。社会保険労務士には、国家試験に合格した後、所定の研修または2年以上の実務経験を経てなることができます。
(他の仕事と比べて、働いている人の人数はほぼ同じ)
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較
(他の仕事と比べて、やや低い)
(他の仕事と比べて、やや高い)
(他の仕事とほぼ同じ)
※20歳~44歳調べ
(他の仕事と比べて、やや低い)
| 法律学系学科 | ★★ |
|---|---|
| 経営学・商学系学科 | ★★ |
| 経済学系学科 | ★★ |
| 語学・外国語系学科 | ★ |
| 社会学系・教養系(観光・地域、コミュニケーション学、社会情報学等も含む)学科 | ★ |
| 文学系学科 | ★ |
※出身者の多い順。★5から☆までで、★が多いほど出身者が多い。
『仕事 創る、売る、尽くすの100以上の職業』は「学びみらいPASS」のR-CAPの123職業にも対応しています。 (職業適性検査の受診判定後の進路指導などでもご利用ください。)